独断と偏見で選ぶ
2012年いろいろランキング!
(ネタバレはナシの方向で)
シナリオ部門
1位 はつゆきさくら
サガプラ春夏秋冬シリーズ完結編!
OPの時点で既に引き込まれてしまいましたが終盤はED、そしてタイトル画面見るだけで泣きそうになりますw
最近少なくなったややビターな結末には賛否両論のようですが今年の作品の中でも頭一つ抜けていました。
2位 この大空に、翼をひろげて
あまりにも眩しい、眩し過ぎる不思議要素等まじりっ気一切無い、青春ストーリー。
しっかりと前を見据え全力でぶつかっていく子たちばかりなので、見ているだけで明日への活力がもらえます。
OPの挿入の仕方が上手くて、こんにゃくや恋色空模様を思い出してハッとしました。
複数ライターの弊害か、個別によって説教くさかったり主人公性格代わりすぎですがまぁそれはそれで。
ともかく小鳥と先輩√のカタルシスに溢れる熱いシナリオ展開にはテンション跳ね上がりまくりでした。
本編のとあるヒロインよりもその妹の方がずっと可愛いのに攻略不可、という悲劇ももたらしましたが今年一月にはFDが出てちゃんと√が存在するようなので一安心。
3位 いろとりどりのヒカリ
実はFDでもなんでもなく、まごうことなき続編で、前作の伏線の残りや消化不良の回収を見事にしてくれました。
マブラヴやefに代表されるいわゆる分割タイトルは1作目だけやったところで作品の全体像が見えずむしろほとんどが消化不良のまま終わってしまうのですが、一方いろとりどりのセカイはいくつかの不満点を残しながらもある程度綺麗に〆て一つの作品として十分完結していたように感じられ分割商法にはなっていないのが凄い。
漆原先生がセカイの時点でどこまで考えていたのかが気になるところw
そして何より真紅かわいいよ真紅!!
3位 古色迷宮輪舞曲
ノベルゲームであることを逆手に取ったシナリオとシステムに脱帽!
開始五分で既に製作者の術中に落ちていた自分が情けないw
世に氾濫するタイムリープモノはシュタインズゲートで一つの頂点に達したと思いましたが、着眼点を変えるだけでまだこれだけのものが出るのだなぁ、などと思ったり。
さらにさらに実は隠れた素晴らしき妹ゲーであった事もgood
グラフィック部門
1位 夏空のペルセウス
安定と安心のminoriクオリティ。
塗りも綺麗すぎて立ち絵でもイベントCGに見えてしまうほど。
2位 ものべの
CGの使い方もどこかminoriっぽいRoseは絵のクオリティも一段と凄くなりました。
これからが非常に楽しみなブランドです。
3位 いろとりどりのセカイ
司田さんをはじめとする魅力的な原画陣に(ry
べ、別に真紅クラスタだから優遇ってわけじゃないですよ?きっと
萌え部門
1位 学王- THE ROYAL SEVEN STARS -
テンプレキャラばかりだけど王道の王道足る理由を見せつけられた、ってところでしょうかw
ノリさえ合えば難しいことを考えずとにかく萌えられる作品でした
2位 いろとりどりのセカイ 真紅!真紅!真紅ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!真紅真紅真紅ぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!二階堂真紅たんのブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
他のヒロイン√中の真紅たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあんんっ!
……ハッ!俺は一体何を?!
あ、真紅以外の子も可愛かったですよ。蓮ちゃんとか
3位 ものべの
ヒロインは三人だけですが起伏のあるシナリオがキャラの魅力につながって凄い密度になってました。
個人的には妹が大正義でしたが落ち着いて考えると幼馴染も相当レベル高いです
キャラクター部門
1位 はつゆきさくら
作品の沈鬱な雰囲気と対照的な明るいヒロインズですがどこかしら暗い物を抱えており、そのギャップが良い。
不遇なぐるるしろっちゃん助けてほしいけど無理かなぁ…(ぁ
2位 この大空に、翼をひろげて
ヒロインはもちろんサブキャラに至るまで魅力的な人物が多いです。
ただほたるちゃんはともかく、他の子たちはサブキャラだからこそ光っていたと思うのでファンディスクがちょっと心配だったりw
3位 月によりそう乙女の作法
お優しいルナ様…お慕いしています。
プレイ後には誰一人として主要キャラが嫌いになれない素敵な作品。
おかげでルナとユーシェ以外のヒロインよりも一部サブキャラの方が好きと言う困った事態になりましたが…w
主題歌部門
1位 はつゆきさくら
疾走感ある「Hesitation Snow」、「presto」や真EDテーマはその挿入の仕方が卑怯すぎて(褒め言葉)
涙腺をぶっ壊してくれましたw
2位 いろとりどりのヒカリ
OP、ED共に良曲。プレイし終わってから聞くと感動もひとしおです。
ライブ行った影響もあってか再生回数が大変なことにw
3位 竜翼のメロディア
南條愛乃×榊原ゆいが歌うOPをはじめ数多くの良曲が存在します。歌は良いんだけど…(ぇ
ま、まぁお高いシングルだという事で
ムービー部門
1位 はつゆきさくら
2位 グリザイアの迷宮
3位 この大空に、翼をひろげて
特別枠 ピュアガール
最近少なくなってきたアニメや3Dを一切使わない、正統的?エロゲOPとしてはダントツのクオリティ。
未プレイですが一応載せてみました
感動部門
終わる世界とバースディ
正直最後の最後までは名作未満凡作以上程度の評価でしたが…あの演出は反則だと思うんだ―――!!
久々にやられました。ボロ泣きです。
泣けるシーンって大体雰囲気で事前に察知できることが多いんですが今回は不意を突かれたこともあって完全にやられちゃいましたね。
あのラストシーンを見るために投げずにプレイする価値は十分あるかと
瞬間最大風速は54m/s
はつゆきさくら
テキスト、演出、挿入歌が全力で泣かせに来るものだからあっけなく陥落しました(ノ∀`)
冗談ともかく終盤のもりあがりっぷりは半端ないです
瞬間最大風速は48m/s
いろとりどりのヒカリ
主人公と真紅が過酷な運命にも負けず立ち向かい続ける姿は感動せずにいられません。
瞬間的な感動こそ控え目ですが、終盤はひたすら潤んだ視界で物語を追ってましたw
瞬間最大風速は46m/s
古色迷宮輪舞曲
紅茶を淹れるのに失敗しては死に、舞さんを起こせずに死に…
幾多の運命を乗り越えようやくたどり着いた結末には感無量でしたw
瞬間最大風速は35m/
ベストヒロイン大賞
去年はすんなり決まったのですが今年は相当悩みました。
はつゆきさくらの桜に綾、ころげての先輩、学☆王の光莉、あえて無視するキミとの未来、真鍋さんちの計さんetc…
レベル高すぎます。どの子もほぼ同率なのですがもう最後は個人の好みで思い切って選んじゃいました。
二階堂真紅
序盤はひたすら甘々なラブイチャ同棲生活が繰り広げられ
もう頬が引きつるんじゃないかと思うくらいニヤニヤしてました。
中盤以降は打って変わって数々の艱難真紅に襲われますが、それに負けずに涙を流しそうになりながらも耐え続ける強さには本当に心を打たれました。
やっぱり真紅先生可愛すぎるわ・・・
桜小路ルナ
タイトルからして隠す気が微塵も感じられませんがルナ様ゲーです。
儚さと強さの同居したどこか不安定さを感じさせる彼女にルナ様ルートどころか共通の部分ですでに骨抜きにされてしまうのは仕方ないよね!?
ひたすら萌えるだけじゃなくて毅然とした凛々しい姿もまた魅力的でした。
それはもう本気でお仕えしたくなるくらい…
羽々音 小鳥
身体的なハンデを物ともしないくーるびゅーちーさん。
個別に入った途端依存しまくってきて萌え転がりますが、
一方でしっかりとした自我も持っているので安心して甘やかせますw
終盤の疾走感は最高でした。
総合
1位 はつゆきさくら
もはや多くは語りますまい。初雪から桜まで 卒業おめでとう!!
2位 いろとりどりのヒカリ
まーた真紅贔屓…ではないですよ!?
改めて見直してもやはりいろヒカの完成度はすごい物があると思います。
後付けかもしれませんが前作のあらゆるものが伏線になっておりそれが収束し、また主人公と真紅がそれに立ち向かっていく姿を描き切ったのはお見事。
またマルチエンディングというエロゲ等ノベルゲームが陥りがちな、でも一方で当たり前のようにして受け取られているシステムの抱えるご都合主義について言及する部分があったりして面白かったですね。
`何処へ行くの、あの日`みたいな。
とりあえず真紅が大正義のメインヒロインにもかかわらずダメイドやつかさにえちぃ回数負けてるのでここは是非夏コミあたりでひたすら真紅といちゃつけるファンディスクを切望します!!!
3位 この大空に、翼をひろげて
こっちは上に書きたいこと書いちゃってるのであまり言うことないですがw
シナリオ、CG、そして音楽が見事に世界を作りだし、「ソアリングを終わらせたくない(クリアしたくない)」、と言う気持ちにさせてくれました
特別企画
今年のエロゲで・一番面白かった作品、・一番好きなヒロインを教えてください!
調子に乗って皆さんの心に残ったタイトルを聞いてみました。
管理人のオナニー企画にも関わらずご協力くださったすいーつ風さん、狐月さん、案内屋見習いさん、ろぷさん、SINさん、流浪人さん、
本当にありがとうございましたっ!!(以下敬称略)
作品部門
3位:終わる世界とバースデイ (一票)
コメント:よく振り返ってみたらほとんど崩してなかった。ミータノカタチはもう崩す気になれないし…。ガクトゥーン間に合わなかったのが致命的(案内屋見習い)
2位:はつゆきさくら (二票)
コメント:トゥルーまでのシナリオの積み重ねが良かったですね。重めの設定なのにサクサク読める工夫も見えましたので。H シーンはアレですが。(SIN)
コメント:可愛いキャラクターと、ひねくれているけれど優しい主人公。後、可愛い絵柄に反して全体的に鬱々とした暗い雰囲気。(狐月)
1位:この大空に、翼をひろげて(三票)
コメント:いろヒカはファンディスクですし去年セカイと真紅を押したので今回はこちらで。(ろぷ)
コメント:個人的にころげてがドストライクでした(すいーつ風)
ヒロイン部門
同率2位
千ヶ崎入莉(終わる世界とバースデイ)
徳吉優子(彼女と俺と恋人と。)
黛比奈夕(学☆王)
1位:羽々音 小鳥(この大空に、翼をひろげて)
画像は独断と偏見で選ばせてもらいました。彼女と俺と恋人と。については持っていないためスミマセン
票の絶対数が少ないため一票の格差で違憲ってレベルじゃないのがアレですが、有無を言わさぬ名作が揃いました。
純粋でひた向きな”ころげて”と少し尖った”はつゆき”と言う、作風としては真逆のタイトルが2強と言うのは面白いですね。
私の感性が世間一般からかけ離れていたらどうしようと思いましたが大丈夫そうで一安心!?イモカタなんてなかったんや
彼女と俺と恋人と。についてはかなりヌケる、と某お方のブログに書いていましたのでちょっと探してこようかなぁ(蹴
2012年総評
3月にはつゆきさくらに出会い、「これはすごい、今年は期待できそうだ!」と思ったのも束の間。
結局それに匹敵する作品はなかなか現れませんでした。
全体的に佳作に届くか届かないかと言う小粒な作品が多かった気がします。
6月にはころげて、7月に古色迷宮、8月にいろヒカと何気に中盤がアツかったり
4月のはるまで、くるる、10月の月に寄り添う~等なにか示し合わせたかのように、1.2か月に1作は良い作品が排出されていた気がするのは面白いですね。全くの偶然でしょうけど。
来年(2013年)は1月に大図書館の羊飼いにころげてFD、2月はプリズム◇リコレクション!、3月はグリザイアの楽園にバルドスカイゼロ、4月にギャングスタ・リパブリカと
開幕早々飛ばし過ぎじゃないの!と思うほどアツいのでもう今から期待楽しみでしょうがないです。
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