はつゆきさくら (SAGA PLANETS)


総合:88    シナリオ:8 テキスト:8 キャラ:9 音楽:10 絵:8 システム:9  お気に入り:
小坂井 綾



めぐる春夏秋冬。 終わる1095日。
やがて冬を越えて、春が訪れる頃。

ついに積もることのなかった雪の思い出を抱いて、少年は立ち尽くす。

初雪から桜まで 卒業おめでとう






SAGA PLANETSが送る春夏秋冬シリーズ完結編!
と言っても各々の作品自体に関連性はかけらもないんですが、締めくくりの1作という事でプロモーション時点から力が入ってる気がします。

しかしそんな流れに負けず周囲が体験版に沸く中涙ぐましい努力で我慢して、一切の情報を排除して本編プレーしたのですが・・・
その価値は十分すぎるほどありましたね!!

あやうく涙腺崩壊するところでしたw

という事で本作をこれからやろうと考えている方は体験版はもちろん、OPを見るのですら控えた方がいいです・・・。その方がいざ始めた時の衝撃が大きいと思うので・・・。
ちなみにこのレビュー、ネタバレ部分はちゃんと黒字反転しておきますので安心してお読みくださいませw

しかし作品をやり終えて、これはレビュー書かざるを得ないwwと感じて今パソコンに向かっているんですが考えてみるとプロローグの話ですら重大なネタバレを含んでいるんですよねこの作品。
書きにくいったらありゃしない。

シナリオ:8

テーマはもちろんのこと「卒業」。本来の学校行事的な意味に加え、過去の自分から‘卒業‘し未来に進んでいく、という意味合いも内包されていたかな。
あと復讐や絆といった要素も上手くシナリオ中に練りこまれていました。

初っ端から「ゴースト」にまつわる話が出てきたり怪しげな登場人物が意味深なセリフを吐いたりと、普通の学園恋愛ものを期待していた自分みたいな人間は「あぁ?」(初雪風に)と戸惑うこと請け合いなんですが伏線や情報の出し方が非常に上手く、プロローグが終わりOPが流れる頃には序盤にもかかわらずもう先の展開が気になって仕方がなかったですね。
まさに‘クリックが止まらない‘という状態。
若干プレイヤー置いてきぼり感はありますがそれ以上に物語にグイグイと引き込んでいく勢いは物凄いものがありました

読んでいるこっちが思わず「こんなに伏線張って回収し切れるのかよ・・・」と危ぶむ程様々な要素が絡み合いますが心配ご無用。
最後にはそのほとんどきっちり回収し、綺麗にしめてくれます。

テキストは地の文が少なく割と淡白。
でも所々で詩的というか、ちょっと厨っぽい表現や‘深さ‘を感じさせる台詞が時々見られるのがまたイイ。

どちらかというと圧倒的なテキスト表現による描写で心を揺さぶってくるというよりは、心情の機微がキャラクターのセリフに込められておりBGMと声優さんの熱演との合わせ技で訴えてくる感じかな。
この淡白なテキストであることがむしろ個別終盤では心に響くわけです・・・。

しかし一方で戦闘描写等もセリフだけだったりとあまりにあっさりしすぎであるため緊迫感が足りずそこは非常に不満でしたね。
バニッシュ連発するシーンやゴースト化した主人公を正気に戻すシーンなんかは正直何とかならんかったのかと・・・。


また付き合い始めてからのラブイチャ描写、それからえちぃシーンの物足りなさは絶望的

1度目のえちぃをした後くらいから一気に日常テキストが減ってしまい、終盤は5クリック程度で一日が終わってしまうのが数日続く、というのが散見されます。
中だるみを防ぐ・・・という意味ではありかもしれませんがこのブランドにキャラクター性を求めない人はいないと思うのでここはもっと頑張ってほしかったところ・・・。

それとえちぃシーンも絵は凄くえろいのに肝心のテキストは尺も短く描写、セリフ共にあまりに淡白すぎる。

しかも主人公が果てた瞬間にフェードアウトとか・・・そりゃないだろおおぉぉぉぉ!!!(血涙
事後の余韻もへったくれもあったもんじゃありません。

個別に入った瞬間に他のキャラクターがほとんど絡んでこなくなるのはまぁ仕方ないことだとしても、絵とキャラがなまじ良いだけにこの2点だけは本っっ当にもったいない・・・!!


キャラクター同志の掛け合いは逸品。独特のギャグセンスが光ります。
主人公がたびたび発する下ネタや死ねとかいう暴言すら笑いやキャラクターの魅力に変えてしまうライターである新島氏の手腕に乾杯!!
正直サガプラさんの日常テキストでここまで笑ったり楽しめるとは思ってなかった(失礼)ため望外の喜びでしたw
暗い設定や復讐といったテーマがあるにもかかわらず全体を通してあまり暗い雰囲気にならなかったのはこの掛け合いやイチャラブのおかげですね。
コントラストが非常にバランスよく描かれていました。

各ヒロインの個別について詳しくは下に書くとして、とりあえず話の傾向としてはどれもしんみりとした、寂しさを感じさせる切ない内容になっています。
卒業がテーマなので当然っちゃ当然ですが、その独特の雰囲気というか空気感の描き方が上手かった気がしますね。
特にメインヒロインである桜、そして綾ルートでは終盤ウルウルさせられてしまいました(ノ∀`)

そういう空気というか、勢いを感じられる人にとっては良ゲー間違いなし。


ナツユメ程の爆発力はないものの全体でみると良くまとまっていて、どちらかというとキャラゲー寄りですがシナリオゲーと呼ぶにふさわしい内容。
ただ萌え、厨二、鬱、泣きと様々な要素が取り込まれていて、さながらメリーゴーランドのようですが(それ言いたかっただけだろ)基本どれもがあっさり目なので器用貧乏な印象も否めなかったり。
いずれの要素も期待があまりに大きすぎると拍子抜けするかもしれません。

またほぼすべてのEDで手放しでは喜べるようなハッピーエンドではない(所謂ビターエンド)ため「鬱ゲー」なんて声が聞こえたり色々賛否両論ありそうですが、自分は概ね納得できる良い終わり方だったと思います。
……シロクマ以外は。ホントどうしてこうなったorz

まぁでもこの程度で鬱ゲーなんて言わないですネ。


プレイ時間は25時間ほど。共通、というよりプロローグの部分が長い一方、各キャラ個別は3,4時間程度で終わってしまいます。
ルートロックありでヒロイン個別を進めるたびに別のルートに行けるようになります。
オススメ攻略順と言えるほど選択幅は有りませんが敢えて進めるなら夜、シロクマの物語の核心から若干遠い子たちを先に攻略するとその後一気に楽しむことができるかも?
でも主人公の人格形成に綾ルートは重要な意味を持っているのでそちらも捨てがたい・・・。。


ちなみにおまけとしてサブヒロインと戯れたり一人飯を極める√があります。が本当にオマケ程度。直子は良いキャラだっただけにもうちょっと絡みが欲しかったですね。
一人飯√は普通に楽しめましたw無駄な感動をありがとう!!

キャラ:9

小坂井 綾

主人公、初雪のバイト先の先輩。正直√に入る前の共通部分での印象は一番薄いです。
あまり親しいようではないけどどこかお互いに分かり合っているような、そんな不思議な距離感でしたが、その理由は彼女のルートで語られます。
綾シナリオはそれ自体が丸々過去の回想というシナリオ構成で、また主人公の人格形成にも大きく影響しています。プレイ後に「なるほど」と思わず感心してしまいました。
ある意味ここまでがプロローグと言えるかもしれません。

どことなく飄々としておりとっつきにくいクールな印象だけどマカロンに妙にこだわったり綾辻で魅せたような茶目っ気もあったりとそのギャップに萌えます。
バレンタイン祭に誘い合うシーンとか何ともたまらない雰囲気が最高。祭本番の劇も妙にノリノリでこのあたりからグッっと可愛さが増す印象。
まじできゅん死しそうでしたとも、ええ(ノ∀`)
まぁそのわけは後に明かされるわけですが・・・

終盤は想像以上に重い話が続き、特にクライマックスはもう切なさMAX。
ラストは何とも言えない終わり方をしますが、一度でもお互いを理解しあった二人ならどんな困難があろうと乗り越えていける、そんな希望を持てるEDで個人的には好きです。

ところで綾は桜シナリオから分岐してもう一つ√があるのですが、こちらの方が綾先輩らしさが出てた気がします(当たり前かw)
たとえ進む道が破滅につながっていようとも、ようやく見つけた自分と自分の信じる人のためについて往く。かっこよすぎます。
短いながらもそんな愛情を超えた深い絆が感じられたのが素敵でした。




東雲 希

キサラギの沙耶に続く?ちょっと珍しいだぜっ子ヒロイン。
男らしさと友情を取り違えている残念な子なんですが、どれも初雪にあこがれてのモノなので見ていて何とも微笑ましい限り。
しかも最初こそワタワタするものの精神的に大きく成長してホワイトグラデュエーションのリーダーになっていき、終盤はちょっと感慨深かったりもしますw

各ヒロインの中で一番卒業を意識したシナリオでしたね。
とりあえずラスト直前、主人公登場後辺りからが熱すぎるww終盤辺りまで「ふーん」とか思ってみていたんですがあれで一気に個別の評価上がりましたね・・・。
マジかっこいいぜ初雪!

一方で萌えについても半端なく、バレンタイン祭を一緒に回るシーンや爆発しまくりのデートはニヤニヤしっぱなしでした。
結構なアホっこなのですが主人公とのアホアホな掛け合いの破壊力は抜群。2重の意味でニヤけられますw

あと街角おっぱい祭りのエピソードは深夜にもかかわらず声出して笑いましたw間違いなく本作屈指の迷場面。

ラストに主人公が帰ってきたのはむしろ若干蛇足のような気もしましたが幸せに終わったし別にいいかぁーw
パレード後逃げ切った、という解釈でいいのかな?

( ゚∀゚)o彡゚ おっぱい!おっぱい!(最低



あずま 夜

スケート少女。最初はツンデレ担当かと思っていたんですが実は主人公に良いように振り回される突っ込み担当。

ルート序盤に何度か一緒にスイーツを食べに行くシーンがありますがこの時点ですでに彼女の魅力が相当出てますよね。
好きあってからも全ヒロインで一番イチャイチャしてたんじゃないかな?思わずお兄ちゃんと呼んじゃうシーンとか大好きですw

話のメインはアイスダンスと過去のトラウマ。
一見ゴーストから縁遠そうな彼女にどうやって絡めてくるのかと思えば・・・結構楽しめました。
事前練習も無しに優勝できるわけないって?初雪頑張ったんだよ!!
ただ1つ難癖つけるとあれだけ色々やってくれた翔子への対処が特になかったのはちょっと残念・・・。ぎゃふんと言わせてやってほしかったところです。

で・・・・・・・だ。

メアとのえっちがどうしてないんだよおおおおおおおおおおおおおお(殴



シロクマ

ほっぽうりょうどから来たマスコット・・・もといシロクマ。・・・あれ?

最初は片言気味でビクビクしてたりと小動物のようですが勉強を教えるうちにだんだんと懐いてくる姿がとても可愛らしいです。
実際精神的にも幼く、好きというより憧れの要素が強いですし。

瞬間的な萌えなら間違いなく彼女が最強。グルルシロッ!!

勉強中誘惑して来たりオナニーのお勉強したりするシーンはもう萌え転がりまくりでしたw

他にもサケクマを無理やり演じさせられたりしてるうちに板についてきたりとかもああもう全部可愛い。
というかそもそも銀髪ツインテとか反則過ぎんだろ

そんなシロクマルートはあっという間に終わります。受験しかしてないんじゃね?
「えっ?メインヒロインじゃないの?」とか最初真剣に悩みましたよw
が、実は・・・

(以下ネタバレにつき反転)
シロクマ不憫すぎるだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
3年越しの思いを抱いて信じていた主人公には裏切られ、にもかかわらず操を立てているシロクマが健気過ぎて思わず目から汗が・・・・・・。
基本初雪君良主人公なんで好きですがこのシーンだけは死んでほしいですね、マジで。
でもこっちのシロクマも良いですね。てかアナザーストーリーでもやってくれないかなぁ・・・(遠い目

(ここまで)

ちなみに本名はゲーム中明かされるんだけど、最後まで一度もお互いに名前で呼び合う事のないかなり珍しいシナリオでした。
それが二人の何とも言えない危うい関係を如実に表していた気がします。

しかしシロクマとのえちぃが妄想と大人しかないしかないのはアグネーース社会的な配慮なんですかね?
もう本当残念すぎます・・・・・・。。



玉樹 桜

荒廃した街で出会った自称王女様な不思議少女。
えっちなのに弱くてよくぴゃーぴゃー言わされます。

うーん、色々書きたいんですがここが真っ黒になってしまうので・・・w
とりあえず√直後から繰り広げられるイチャラブ同棲ライフを存分に楽しんでください!(ぁ


ただ終盤の学校行事追体験は若干やっつけな気がしなくもなかったです。もっと自然にシナリオに織り込んでくれてもよかった。
後バニーは乱発しすぎな感がありました。ある意味日常の象徴なのでラストにちょっとでも出してくれてたら感動できたかもなぁ・・・なんて思ったり。
や、可愛かったですけど。。

やたらと手をつかんでくる描写がありましたが、その本当の理由を知った時は思わず泣きそうになりましたね。桜が健気すぎてもうね・・・・・・(´;ω;`)
挿入歌あたりから涙腺緩みっぱなしで最後、ED中のあの演出は反則。
ギリギリ泣きこそしませんでしたがあれはかなりキました・・・・・・。

最後はちょっと駆け足気味ですが、このゲームをプレイして良かったと思えた瞬間でしたね。






ラン、サクヤ、直子、妻・・・他

ランは初雪の人格形成に一番大きく影響を及ぼしたキーパーソンだったにもかかわらず終盤扱いが適当なのが非常に残念。。もうちょっと深く描いてほしかったかなぁ。

そしてサクヤ、直子は自分にはなぜルートがないのか理解できないくらい魅力的でしたね・・・。
とくにサクヤに至っては夜以上に根幹に関わるキャラだし、最後にそれっぽい感情を見せるしと立場を考えてもメインヒロイン十分張れると思うんだけども・・・。
あ、でもそうなると某ヒロイン√がさらにややこしくなるのか・・・

とまぁ魅力的なキャラが多いですね。
白咲ヤンキースの面々はもっとチョイ役かと思ってましたが、終盤見せ場もありかなり印象に残ってます。




主人公:8


河野初雪


素行が悪く、口も宜しくないため不良として見られて浮いてしまっている一方、めんどくさがりつつも何だかんだで世話を焼かずにはいられない不良系主人公。

事あるごとに「死ね」と言ってみたり邪悪な笑みを浮かべながら下ネタを吐いたりするが、作中でヒロインズに見破られた通りそれらのほとんどは照れ隠しだったりと感情表現が苦手なだけで根はイイ奴。
ようするにツンデレ。
男のツンデレは見苦しい、というフレーズをどこかで聞いた気がしますが彼の場合はむしろ微笑ましいんですよね・・・不思議!
いつの間にかホワイトグラデュエーションのまとめ役になっていたり、嫌そうにしながらも実は自分も楽しみにしていたりと可愛いところもありますw
夜の香を強奪に行くシーンなんかも自分には初雪の不器用さが見て取れてむしろポジティブに働いてしまったというね・・・・・・w

しかし常人にはあるまじき重い物を背負っていて、時にそのしがらみに囚われてしまったりもするけど、やるべきところでやる良主人公だったと思います。




音楽:10

複数あるヴォーカル曲、BGMのどちらも相当レベルが高いです。

Hesitation Snowは最初OPが流れた時に物語にのめりこんでいたこともあり鳥肌ものでしたね・・・。
これを書きながら何度もリピートしていますが最初の転調部分とかもう最高ですw神曲とはこういうものだ!

Prestoも挿入の仕方が卑怯ですよね・・・涙腺をぶっ壊していってくれました。
そして最後に流れるGHOST×GRADUATION。アレはダメだって!演出も反則すぎて画面が霞んで見えません(ノ∀`)

メリーゴーランドをぶっ壊せ!も何気に良い。狼男が恋をしたと聞き比べると何やら感慨深いものが(ぁ

BGMについては、冬らしい曲に日常曲からおどろおどろしい曲、ネタ曲に至るまで良曲多し。
音楽ってこれだけ大きく影響あるんだ・・・と再確認させられるほど場面を盛り上げるのに一役買ってました。
Ghost paradeなんかは厨二心をくすぐりますw

声優さんのキャスティングもベストマッチ!正直これ以外考えられないですね。
皆さん熱演されていて、本当に言う事なしだと思います。
特にシロクマはあのアドリブをよくこなしたなぁ・・・とすこし感心すらしてしまいますw
ただ妻は優等生っぽいキャラのイメージとなんか違うんだよなぁ・・・。

問題があるとすれば音声のノイズと効果音のチープさ。
キサラギGSほど酷くはないものの、プロローグ中の桜(と後誰だっけ)の音声には「キーン」という機械音のようなノイズが乗ってた気がします。桜√でも一部あった気がします。
プレイ環境変えても改善しないため収録環境の問題だと思いますがこれはかなり残念。

あと拍手とかの効果音はちょっと安っぽい気がしました。


絵:8

登場人物が多めですが主要人物はもちろん、ちょいキャラまでしっかりと立ち絵がついていて差分もあるのはGJ!
でも一方で肝心のCGがちょっとテキストにそぐわない部分があったりと手の入れる方向を間違えているような気が・・・w
綾とか綾とか綾とか

複数原画ですが塗り方がしっかりしているため違和感はほとんどないです。
CG枚数も十分で、ここCGがあったらなぁ・・・と普段エロゲをやっててほぼ必ず感じることが今回なかったため、必要なところにビシッと指定してされていたように思います。

システム他:9

ワイド画面対応。
プレイしてて特に困らないようにしっかり行き届いたコンフィグ。
スキップも早く、選択肢が少ない・・・というよりあってないようなもののためほぼ使われないだろうに、前の選択肢に戻る機能もついていたりともはやオーバースペック。
動作も割と軽快。

そして何よりエフェクト。結構頑張ってます。
タイトルに冠する桜や雪はもちろんのこと、徘徊するゴーストやバニッシュなど凝ったエフェクトが多いです。
ランのジャイアントスイングとかは発想の勝利ですね。
テキストにもの足りない雰囲気を十分以上に補う、本当にいい仕事をしていたと思います。

一応チャプター制ですが正直意味がない・・・というよりむしろプレイ中飛び飛びなのが気になったりテンポ悪くしたりと弊害しかない気がしなくもない・・・

実はOPが3つもあり、またその入れ方が絶妙なんですよね・・・。
良くある手法ですがやはりこれがあると熱くなれます!


総評:88

いくつか不満はあるものの、どれも高水準なまさに四季シリーズの〆にふさわしい名作だったと思います。

初雪から桜まで 卒業おめでとう

プレイ後にタイトル画面を眺めながらこの言葉を見ると色々こみあげてきます・・・w
こういうセンスの良さは素晴らしいものがありますね。

サガプラ自体は割と古参メーカーであるにもかかわらず特に人気が出始めたのはナツユメが評価されてからで、その流れも今作でいったんバニッシュ。
キサラギGSでしょんぼりした分以上の感動を与えてくれたサガプラと新島氏の今後の行方が楽しみでなりません!

とりあえず四季シリーズ人気上位キャラでFDとか作れそうなもんですが・・・。。無理かなぁorz


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